2023年09月16日

サトゥーのレコード盤歳!#014 【ジャズ・ピアノ・トリオ編】

どうも、サトゥーです!

ラグビー日本代表勝ちましたね!
テストマッチが負けていたので心配でしたが。

次は9/18午前4時のイングランド戦です!
何とか早く起きて生放送で応援します!

さて、先日は「ジャズ」+「ボサノヴァ」なアルバムを紹介しました。

今回は【ジャズ・ピアノ・トリオ編】をお送りします!
「ピアノ・トリオ」とはピアノを中心にベース、ドラムの3人で演奏する編成のことです。

ジャズではクラシックと同様で、ソロ、デュオ、トリオ、カルテット、クインテット、セクステットなどの人数編成で演奏されます。
中でもこのピアノ・トリオは定番でとても人気が高い編成です。

「ジャズはまだ聴いたことがない」「聴きたいけど何から聴けばいい分からない」という方もピアノ・トリオはすごく聴きやすいと思います。

それでは、本日もお送りします!

■サトゥーのレコード盤歳!#014【ジャズ・ピアノ・トリオ編】

Bill Evans Trio「Waltz For Debby」(1961)

516iFVhRnLL._UF1000,1000_QL80_.jpg

私が初めて聴いたジャズがこのアルバムでした。
そして今でもずっと聴いているのがこのアルバムです。

歴史的な名盤でジャズだけでなく数々のアーティストに多大なる影響を与えた名盤と言っても過言ではない作品です。

ビル・エヴァンスはアメリカのジャズピアニストで、幼少期からクラシックを学び、彼のプレイスタイルにも反映されているドビュッシーやラヴェルといった印象主義的な和音が特徴です。
ジャズ界では、マイルス・デイヴィス、ハービー・ハンコックなどにも影響を与えるほど尊敬される存在でした。

1961年にニューヨークの「ヴィレッジ・ヴァンガード」というライブハウスで行われたライブを収録されたアルバム。

スーツにネクタイ、面長な顔に眼鏡姿。
痩せた背中を丸めながら猫背で下を向きピアノを弾く。
これぞビル・エヴァンス。

1曲目の「マイ・フーリッシュ・ハート」を初めて聴いた瞬間、鳥肌が立ち思わず感動してしまいました。
こんな素晴らしいピアノを弾く人がいるんだと。

それが私がジャズにどっぷり浸かっていくきっかけでした。

2曲目の「ワルツ・フォー・デビィ」はビル・エヴァンス作曲で彼の姪のデビィに捧げた曲。
とても可愛い前奏が印象的で歴史に残る名曲で後に数々のアーティストもカヴァーしています。

その他の曲でもビル・エヴァンスのピアノとスコット・ラファロのベース、ポール・モチアンのドラムの「三者対等のインタープレイ」が秀逸です。
今までの「ピアニスト+伴奏者」からピアノ・トリオの概念を覆したのがこの作品。

しかし、このライブの11日後に、ベーシストのスコット・ラファロが交通事故で他界。
この日のライブ演奏のうち、スコットのベース・プレイが目立っているものを「サンデイ・アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード」という追悼盤として先行発売し、残りのテイクを本作「ワルツ・フォー・デビィ」に収録したとされています。

51znNZCm6FL._UF1000,1000_QL80_.jpg

この作品の中では「アリス・イン・ワンダーランド」が収録されています。
特にTake2よりTake1の音源がよく、3人の掛け合いがまたいいんです。
その他の曲もいいので「ワルツ・フォー・デビィ」と合わせて是非!

次回もピアノ・トリオで紹介しますね〜

リビングに音楽を!
では、また!
posted by ハナハウススタッフ at 18:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 建築 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年09月12日

−土間−のあるお家。

世間の関心ごとはラグビーW杯🏆へと移っているのかもしれませんが、私と言えば先日パリ五輪を決めたバスケのW杯で熱が入って、思わずスラムダンクを久しぶりに読みたくなって、コミックを大人買いしちゃいました
こういうときの大人っていいですね(笑)。

井上雄彦の作画の躍動感が大好きで、アニメじゃその良さを感じられず、ひたすらコミック派でした。

SLDK.jpg

新装再編版の方を大人買いして、天王山である山王戦直前まで一気読み👀

やっぱり感動するところは昔も今も変わらなかったです。
ただ大人になって感じるのは、高校生の思考回路ではないな。大人すぎる。ということ〰かな

さ〜、次の休みは山王戦🏀だ〜。



さて、ここ半年近く現場の頻度が高くて余裕を失いかけていたのが、ようやく少しずつゆとりが生まれつつあり、前回のブログでハナハウスの家 feat.ワタシ という名目で色んな家をちょこっと振り返ってみたのが、イイ息抜きになったので、
ちょっと別のテーマでもって、今回もいってみましょう❗


テーマ:土間

土間って、お家の中にあるだけですごーく個性が出るんですよね
そんな土間が印象的なハナハウスのお家をいくつかピックアップしてみました✋



2016 中島邸 (1).jpg

玄関から入って、そのままリビングまでが土間 という間取りで、まさしく土間が主役のようなお家でした タイトルは『土間のあるManish Style』at 八尾。

家具をはじめ、照明器具や取っ手とか小物に至るまで、とってもインテリアの好きなお客さんで、土間だけでもお家に個性がある上に、センスもばっちりでおしゃれに暮らしてくださるお客さんでした



ここのお客さんが土間リビングを取り入れることに影響されたのが、こちらのお家☟

2015 桐原邸.jpg

玄関を開けると正面に土間リビングが広がり、お家の真ん中に階段かぶりつきで配された中庭のある間取り。裏手が古墳という景色を借景するには絶妙な立地のお家でした。
タイトルは『THE VIEW HOUSE』at 堺。

夏場の土間は最高に気持ち良いそうですよ〜



では、つづきまして・・・

IMG_1218 二井.jpg

ここもリビング入ってすぐにリビング土間が広がっているんぼですが、しかもこのお家は正面玄関からズドーンとLDKが広がるワンルームスタイルの間取り

タイトルは『Bittertasty Dining』at 河内長野。

「どこで靴脱ぐの〜?」というのが、このお家が出来上がってすぐのお客さんの懸案⁉事項でした。

2014 二井邸A.jpg

1シーターのレザーソファーがナチュラルに馴染む素敵な土間リビングでした



ここのお客さんともつながりがあり、もしかしたら多少なりとも影響を受けて土間をお家の間取りに取り入れたかもしれないのがこのお家☟

2020 井上邸.jpg

タイトルは『Natural Doll House』at 河内長野。

めちゃくちゃ開放的で遊び心のある間取りのお家なのですが、すごーくお家での生活を楽しんでくださっています

ぜひぜひ見て欲しい〜ここのお客さんのお家のインスタ☞ Click



さて、つづきまして・・・

2015 松岡邸.jpg

玄関が広めな土間のお家で、壁面にはデザイナーであるお客さんの友人がお祝いとして、ダイナミックな壁画を描いてくださったという、なんとゆう洒落たプレゼント がお家のエピソードとして印象的でした

タイトルは『アートを楽しむ Simple Koti』at 大阪狭山市。

お家を見ただけで、センスのあるお客さんだな〜ということが一目瞭然👀 でした❗



つづきまして・・・

2013 清水邸.jpg

この間のー階段ー編でもご紹介したお家の玄関土間側のカット📷
タイトルは『RUSTICK HOUSE』at 岸和田。

土間にモノが雑然と置かれている感じが、むしろ映えて見える そんなお家ですね





土間って冷たくないですか❓ ってみなさん多少の抵抗があると思うのですけど、ハナハウスは基本の断熱性能が保たれているので、全然気にならないと思います✋
土間のあるお家✨ 私はオススメします


ではでは、またーきょんでした。


=============================================
ハナハウス instagram ☛ https://www.instagram.com/hanahouse_insta/
posted by ハナハウススタッフ at 17:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 建築 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年09月10日

サトゥーのレコード盤歳!#013

どうも、サトゥーです!

本日はラグビー日本代表の試合です!
まずはプールDを勝ち抜いて欲しいですね!
またあの感動を!

さて、前回に引き続き、「ジャズ」+「ボサノヴァ」なアルバムを紹介します!

■サトゥーのレコード盤歳!#013

Baden Powell & Jimmy Pratt 「Baden Powell Swings With Jimmy Pratt」(1963)

R-3679316-1601051021-7496.jpg

ブラジルの歴史に残るギタリスト「バーデン・パウエル」。
哀愁漂うメロディ・センスと超絶なギターテクニックで魅了してくれます。

私が聴くようになったきっかけは、かなり以前に紹介した「Nujabes」というアーティストのおかげです。
Nujabesの「F.I.L.O」という曲で、バーデン・パウエルの「DEIXA」という曲をサンプリング・ソースとして使用していたからなんです。

元ネタ(元の音源)が気になって探していた所、このバーデン・パウエルの曲だということが分かりました。
※後々に分かるのですが、さらに調べていた所、実際にサンプリングに使われていた音源はToquinho(トッキーニョ)というブラジルのギタリストの「DEIXA」のカバー音源でした。
バーデン・パウエルの音楽を聴いたのがきっかけで、ボサノヴァや他のブラジル音楽をさらに聴くようになりました。

ボサノヴァ黄金時代を彩る最高のレーベル「エレンコ」に1963年にリリースされた作品。
チャーリーパーカー、ズートシムズ、スタンゲッツなどと共演していたアメリカのジャズ・ドラマーであるジミー・プラットが参加。

全体通してジャズボッサ、そしてジャズサンバが聴けるアルバムなんですが、バーデン・パウエルの軽快且つ力強いギターが魅力です。
ジミー・プラットのドラミングも見事なんですが、フルートがまたいいんです。
JORGE FERRIRA DA SILVA(ジョルジ・フェリラ・ダ・シルヴァ?)というブラジルのフルート奏者なんですが、バーデン・パウエルとの掛け合いが見事に調和しています。

どうしてもこのレコードのオリジナル盤が欲しくて京都のレコード屋で見つけて1万円弱で買ったのを記憶しています笑

バーデン・パウエルの他の作品も素晴らしいものばかりです!

そして、この「エレンコ」というレーベルですが、ジャケットがいいんです。

000000018855.jpg

000000024193_ZzRCk8I.jpg

115793448.jpg

インディーレーベルで社員も少なく、ジャケットの「色数を抑える」という低予算のコスト削減の為の苦肉の策だったんです。
モノクロのアーティスト写真に「白・黒・赤」で構成されたデザインは、レコードの売り上げが好調になると共にボサノヴァを象徴するデザインになります。
レーベルの統一感がありシンプルで個人的にも大好きなデザインです。

バーデン・パウエルのこのアルバムもいいですが、他のエレンコ・レーベルの作品もすごくいいので良ければ是非!

リビングに音楽を!
では、また!
posted by ハナハウススタッフ at 17:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 建築 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする