2024年09月29日

サトゥーのレコード盤歳!#023【ジャズ・クインテット編】

どうも、サトゥーです!

あっという間に前回投稿から1カ月経ってしまいました。

そしてもう12月にはハナハウスの忘年会が……早い。笑
先ほど、各職人さんや各業者さんに忘年会の案内を送らせていただきました。

職人さんも「もう1年経つんですね…笑」と返答が。
時が経つのは早いですね〜。

そんな中、生駒市で新たな現場が基礎着工を迎えました。

LINE_ALBUM_基礎着工_240927_1.jpg

敷地の裏は、木々が茂っており借景がいい感じになりそうで楽しみです。

これから配筋検査やアンカーチェック、そして棟上げと続きますので現場に行く機会が多くなってきます。

さて、本日もお送りします!

■サトゥーのレコード盤歳!#023【ジャズ・クインテット編】

TOMMY KOVERHULTS KVINTETT 「Jazz i Sverige '83」(1983)

21849_Tommy-Koverhults-kvintett.jpg

スウェーデン出身のサックス奏者で「トミー・コヴァーハルト」(読みが合っているのか笑)のクインテット編成の1983年録音盤。
※KVINTETTはスウェーデン語でQUINTETの意味のようです。

ほとんどの方が知らないジャズ・アーティストだと思います。

このアルバムがTHE DIAMOND FIVEと同様でさらにヨーロッパ・ジャズを聴きたいと思わせてくれたアルバムです。

日本のレコードショップでも店頭では並ぶことはなく、ヨーロッパ・ジャズに力を入れているレコード・ショップ(ネット)でしか取り扱っておらず見かけることも少ないです。

たまたま私は定期的に見ていたレコード・ショップのオンラインサイトで手に入れることができました。

しかし、なぜか今ではApple Musicで検索するとヒットし聴けます笑
レコードも廃盤でCDも出ていないはずなんですが…。

先日紹介させていただいたTHE DIAMOND FIVEもそうなんですが、

「ジャケが良い=音がいい」

これは自論なんですが。

アーティストはジャケを決める時にデザイナーに任せる方もおられると思うのですが、アーティスト自身である程度のデザインや色合いなどの注文を出される方もおられると思います。

彼がこのアルバムジャケに関わっていたのかの情報はないので分からないですが…。

ジャケを決めるセンスが良ければ音も良い。
逆を言えば音のセンスの良いアーティストは、ジャケのセンスも良いと。

さらに収録曲がオリジナル曲になると尚更です。

ジャズでは、スタンダード曲が多くオリジナルが入っていても数曲というのが多いです。
しかしこのアルバムは全曲がTOMMY KOVERHULTSのオリジナル曲。

全曲いいのですが、特にM3「Our Friendship」が白眉。

何と言っても曲のメロディが美しい。

曲頭からすでにTOMMY KOVERHULTSのテナー・サックスとGUNNAR BERGSTENのバリトン・サックスのアンサンブルが秀逸。

2人とも怒涛のサックス・ブロウとスウィング感が堪りません。

そしてBOBO STENSONのピアノは、ピアノの音質、フレーズ、アタック感、ともに素晴らしくソロも今まで聴いてきたジャズ・ピアノソロの中で個人的にトップ。

ドラム、ベースのリズム隊もレベル高い演奏。

ドライブ感の強いハードバップ曲からバラード曲までアルバムの曲のバランスも良く、さらにTOMMY KOVERHULTSはテナー・サックスだけではなくソプラノ・サックス、アルト・フルートまで演奏しています。

リーダーが楽器を変えることで曲ごとに色も変わり素晴らしいアルバムです。


個人的にはヨーロッパ・ジャズの名盤です。


クインテットものは挙げるときりがない程あるのですがまた紹介していきます。

それでは、また!
リビングに音楽を!
posted by ハナハウススタッフ at 18:02| Comment(0) | TrackBack(0) | ときどき男子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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