本日はラグビー日本代表の試合です!
まずはプールDを勝ち抜いて欲しいですね!
またあの感動を!
さて、前回に引き続き、「ジャズ」+「ボサノヴァ」なアルバムを紹介します!
■サトゥーのレコード盤歳!#013
Baden Powell & Jimmy Pratt 「Baden Powell Swings With Jimmy Pratt」(1963)
ブラジルの歴史に残るギタリスト「バーデン・パウエル」。
哀愁漂うメロディ・センスと超絶なギターテクニックで魅了してくれます。
私が聴くようになったきっかけは、かなり以前に紹介した「Nujabes」というアーティストのおかげです。
Nujabesの「F.I.L.O」という曲で、バーデン・パウエルの「DEIXA」という曲をサンプリング・ソースとして使用していたからなんです。
元ネタ(元の音源)が気になって探していた所、このバーデン・パウエルの曲だということが分かりました。
※後々に分かるのですが、さらに調べていた所、実際にサンプリングに使われていた音源はToquinho(トッキーニョ)というブラジルのギタリストの「DEIXA」のカバー音源でした。
バーデン・パウエルの音楽を聴いたのがきっかけで、ボサノヴァや他のブラジル音楽をさらに聴くようになりました。
ボサノヴァ黄金時代を彩る最高のレーベル「エレンコ」に1963年にリリースされた作品。
チャーリーパーカー、ズートシムズ、スタンゲッツなどと共演していたアメリカのジャズ・ドラマーであるジミー・プラットが参加。
全体通してジャズボッサ、そしてジャズサンバが聴けるアルバムなんですが、バーデン・パウエルの軽快且つ力強いギターが魅力です。
ジミー・プラットのドラミングも見事なんですが、フルートがまたいいんです。
JORGE FERRIRA DA SILVA(ジョルジ・フェリラ・ダ・シルヴァ?)というブラジルのフルート奏者なんですが、バーデン・パウエルとの掛け合いが見事に調和しています。
どうしてもこのレコードのオリジナル盤が欲しくて京都のレコード屋で見つけて1万円弱で買ったのを記憶しています笑
バーデン・パウエルの他の作品も素晴らしいものばかりです!
そして、この「エレンコ」というレーベルですが、ジャケットがいいんです。
インディーレーベルで社員も少なく、ジャケットの「色数を抑える」という低予算のコスト削減の為の苦肉の策だったんです。
モノクロのアーティスト写真に「白・黒・赤」で構成されたデザインは、レコードの売り上げが好調になると共にボサノヴァを象徴するデザインになります。
レーベルの統一感がありシンプルで個人的にも大好きなデザインです。
バーデン・パウエルのこのアルバムもいいですが、他のエレンコ・レーベルの作品もすごくいいので良ければ是非!
リビングに音楽を!
では、また!