こんにちは〜
前回に引きつづきまして・・・。
ハナハウスの家 feat. ワタシテーマ:階段・・・の後編です✋
前編は
コチラ💨
では、引き続いていってみましょう。
お家づくりの中でも色んな意味で屈指のインパクトあるお家づくりでした
タイトルは
『African Style』at 堺。
造作材に古材をしばしば使っているのですが、この階段もまた古材です❗
踊り場まではモールテックスという左官の風合いのある素材で仕上げられていて、その踊り場からは250角くらいの角物の古材のササラとパインの古材の踏板で作られた一本ササラのストリップ階という異素材を組み合わさせたデザインになっています
こんなデザインの階段が似合うインテリアはなかなか日本のお家のテイストではないと思うのですが、このお家の場合、何といってもインテリアのテーマが ≪アフリカ≫
「・・・ていうか、アフリカンテイストって どんなん ❓❓❓」からはじまり・・・
よく目にするデザインでは全く似合わないよ〜💦・・・
というとこからたどり着いた階段でした
階段だけにどまらないテイスト性の強い家づくりで、自分の引出しをひっくり返しただけではお客さんの感性に追いつかない感
お家が完成するまで、「ホントにテイストに沿ったお家に仕上がるの?!」とずっと半信半疑で、これまでと違ったドキドキ感があって、ある意味お客さんの"センス"に私が乗っかって家づくりをしている新鮮な感覚でした
ただ私のお家づくりのアプローチに大きな変化と成長
をもらえたお家だったなぁ、と思います。ハナハウスのお家づくりというのは、どこまでも住まわれるお客さんと共にあるのです。
さて、次へいってみましょう。
中庭と大きな水槽というキャッチーな要素を兼ね備えたお家でした。
タイトルは
『AQUARIUM COURTHOUSE』at 泉南。
ササラにワイヤーを取り入れたデザインの階段を作りたい
というモノづくり欲を、このお家のお客さんの好きなテイストだったり、雰囲気とリンクさせて提案した階段でした。
自分が作りたいデザインと、お客さんの好みがマッチした時の気分といったら
お家づくりは、お客さんのためのモノづくりで、自分の考えたものがカタチになって相手に喜んでもらえるものにする緊張感と高揚感には中毒性がありますね〜。
さて、次へいってみましょう。
ハナハウスが得意とする木という自然素材をほとんど使わないインテリアというレアなお家づくりでした
タイトルは
『LA RUCE』at 藤井寺。
白を基調としたインテリアで、ナチュラルとは違う。でも無機質ではないハナハウスの家らしい素材感を住む人に感じてもらいたかったので、ぬくもりや手触り感のある白を色々探しながらのお家づくりでした✋
この階段は、モールテックスという素材だけで仕上げた階段です。
モールテックスというのは左官の質感でありながら柔軟性と粘りのある材料で、階段のような振動や動きにも追従して割れにくいという特徴があって、ハナハウスのお家づくりでもよく使っている素材です
真っ白で仕上げられた階段によって、吹抜け空間が一層抜け感のある印象
になっていると思います!
さて、次へいってみましょう。
今年の7月にお引き渡ししたお家。タイトルは
『COURTYARD HOUSE』at 堺。
このお家の主役は中庭なのですが、吹抜けが大きいこともあって階段がすごく映えるお家の空間でもありました👀
こんなに綺麗に見える階段のあるお家づくりはちょっとご無沙汰な感覚もあったので、アイキャッチになる階段という造形はやっぱりイイな〜
と改めて実感しました。
さて。ここまでは
feat.ワタシ ということで担当したお家の階段を紹介
してきましたが、担当ではない視点でいくつか階段の映えるお家をピックアップしてみました✋
それでは、いってみましょう〜。
ハナハウスのお家の中でもフラッグシップ的なお家のひとつだと思います
タイトルは
『Mid Century Modern』at 箕面。
リビングとダイニングキッチンの真ん中に階段を配してゆるやかに空間を分けているのですが、この階段のデザインがあることでリビング〜ダイニングキッチンの空間の奥行きが感じられると思うのです
階段の存在がなかったらちょっと間延びした印象になるところを、この階段の存在によって、LDKが一層映えるお家になっていると思います
私はお家づくりのアプローチとしては、「インテリアよりも空間をつくりたい」という意識が強くて、どちらかというとインテリアへのこだわりが薄い方だったのですが、このお家を見て「お家の良さはインテリア=内装や家具・照明によって全然違うものになるな〜」と強く感じました💡
お家には統一感とそれに似合う家具や照明を選んでもらいたい。それが日々の暮らしの彩や充足感につながると思うのです
では、次〜。
狭小地に建つ3階建てのガレージハウス。タイトルは
『MID80’s AMERICAN』at 堺。
溶融亜鉛メッキという仕上げの鉄骨ササラの階段。この仕上げの素材感が黒やグレーの焼き付け塗装の質感とは全然違った無骨さがあって、めちゃくちゃカッコイイ仕上がり
になっていると思うのです
このお家を見たときの「わぁ〜?!
渋い〜!!」という階段に目を奪われる感覚👀を鮮明に覚えています。
家=建築というモノづくりは、ただのインテリアの色合わせじゃなくて、質感や風合い、テクスチャといった素材感にこだわるものでありたい。それをお客さんにも大事にしてもらいたい
・・・とそんなことを再確認したお家の階段です✋
では、次〜。
つい最近お引き渡しホヤホヤのお家ですね ❗
タイトルは
『SUNNY PLACE - 陽のあたる場所』at 堺。
コレ!コレ!!真ん中だけの鉄骨ササラの階段は、「私も作って見たかった〜」というモノづくり的羨ましい👀感覚で見てしまったお家です
このエッジの効いた階段のデザインだけで、お家を印象づけてしまうくらいの力強さ
お家の中での≪階段≫という造形の存在の強さをとっても感じて、このテーマの最後にふさわしいお家を紹介できたのではないかと思います!
前編・後編というカタチで長くなってしまいましたが、テーマを設けてのハナハウスのお家の紹介。自分的にも棚卸のような感じで家づくりを振り返れるので、また別のテーマでも・・・なんて思ってます
でも次は、もうちょっとコンパクト?小出し??にしよう💦
きょんでした
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