先日、堺市東区の現場で内部漆喰工事がスタートしました。
ハナハウスでは、自然素材を活かすため漆喰での仕上げが多いです。
※もちろんクロス仕上げもあります。
以前にもブログで紹介させていただいたNさんが今回も漆喰を塗ってくれています。
今回はコテムラを抑えて塗っていただいているため、少し手間が掛かります。
一人で施工していただいているので、漆喰完成までは約10日〜2週間は掛かってきます。
写真のグレーの壁は下地の段階で、天井の白い所が漆喰仕上げになります。
天井・壁ともにプラスターボードの時よりも、漆喰が仕上がると一気に家の雰囲気が出てきます。
仕上がりが楽しみです!
さて、本日もお送りします!
■サトゥーのレコード盤歳!#024【ジャズ・クインテット編】
CHRISTIAN SCHWINDT QUINTET「For Friends And Relatives」(1966)
※こちらは2015年の復刻盤のジャケットです。
いつかは紹介しようと思っていたレコードです。
前回に引き続き「ヨーロッパ・ジャズの名盤」です。
私の自宅のレコード棚にも中央に鎮座しています。
フィンランド出身のクリスチャン・シュヴィンド・クインテットの1965年の作品。
何よりもまずこのジャケットにヤラれます。
セピア色の写真にコート姿で佇む紳士が5人。
そして抜群の構図。
「RCA VICTOR」の古めかしいロゴ。
そしてフォントの違いと文字の大きさや色や配置。
今まで見てきたジャズ・レコードのジャケットの中で個人的にかなり上位。(いや1位かも…)
オリジナル盤はなんと10万円以上というレア盤。
ジャズ界のレジェンドDJである須永辰夫氏も長年探し続けやっと手にしたという程。
もちろん私は復刻盤です笑
何と言っても1曲目の「Helsinki At Noon」が白眉。
他の収録曲はかなり前衛的な傾向が強い曲が多いですが、その中でも「Nepa」「Sexus」は聴きやすい内容。
「Helsinki At Noon」のまずメロディの美しさ。
この1曲のためにこのレコードを買っても損は無いと思います。
個人的には HORACE SILVER QUINTETの「The Stylings of Silver」あたりの上品な曲作りと共通するものがあるかなという感じ。
ブルーノート作品にも負けない程の完成度。
一度聴いたら忘れられないメロディと考え抜かれた曲構成。
それぞれのソロも無駄がなく全ての音に哀愁が詰まった名曲。
おそらく「Helsinki At Noon」を作曲したピアニストのHeikki Sarmantoはかなりブルーノート作品を聴いて研究していたのではと思います。
正直、約60年前の録音でありながらこれだけの高音質というのに驚き。
フィンランドはクラシックも盛んな国で録音技術も進んでいたのかも知れません。
レコードでは復刻盤でも現在1万円以上する感じです。
Apple Musicでは試聴、購入が出来ます。
このようにヨーロッパでも1960年代には各国で素晴らしいジャズ作品が生まれています。
個人的にはアメリカのジャズより好きな作品が多いです。
また他の作品も紹介していきますね!
それでは、また!
リビングに音楽を!