2024年10月06日

サトゥーのレコード盤歳!#024【ジャズ・クインテット編】

どうも、サトゥーです!


先日、堺市東区の現場で内部漆喰工事がスタートしました。

ハナハウスでは、自然素材を活かすため漆喰での仕上げが多いです。
※もちろんクロス仕上げもあります。


以前にもブログで紹介させていただいたNさんが今回も漆喰を塗ってくれています。


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今回はコテムラを抑えて塗っていただいているため、少し手間が掛かります。


一人で施工していただいているので、漆喰完成までは約10日〜2週間は掛かってきます。


写真のグレーの壁は下地の段階で、天井の白い所が漆喰仕上げになります。


天井・壁ともにプラスターボードの時よりも、漆喰が仕上がると一気に家の雰囲気が出てきます。

仕上がりが楽しみです!


さて、本日もお送りします!


■サトゥーのレコード盤歳!#024【ジャズ・クインテット編】


CHRISTIAN SCHWINDT QUINTET「For Friends And Relatives」(1966)


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※こちらは2015年の復刻盤のジャケットです。


いつかは紹介しようと思っていたレコードです。


前回に引き続き「ヨーロッパ・ジャズの名盤」です。


私の自宅のレコード棚にも中央に鎮座しています。


フィンランド出身のクリスチャン・シュヴィンド・クインテットの1965年の作品。


何よりもまずこのジャケットにヤラれます。


セピア色の写真にコート姿で佇む紳士が5人。
そして抜群の構図。

「RCA VICTOR」の古めかしいロゴ。
そしてフォントの違いと文字の大きさや色や配置。

今まで見てきたジャズ・レコードのジャケットの中で個人的にかなり上位。(いや1位かも…)


オリジナル盤はなんと10万円以上というレア盤。


ジャズ界のレジェンドDJである須永辰夫氏も長年探し続けやっと手にしたという程。

もちろん私は復刻盤です笑

何と言っても1曲目の「Helsinki At Noon」が白眉。

他の収録曲はかなり前衛的な傾向が強い曲が多いですが、その中でも「Nepa」「Sexus」は聴きやすい内容。

「Helsinki At Noon」のまずメロディの美しさ。

この1曲のためにこのレコードを買っても損は無いと思います。

個人的には HORACE SILVER QUINTETの「The Stylings of Silver」あたりの上品な曲作りと共通するものがあるかなという感じ。

ブルーノート作品にも負けない程の完成度。

一度聴いたら忘れられないメロディと考え抜かれた曲構成。

それぞれのソロも無駄がなく全ての音に哀愁が詰まった名曲。

おそらく「Helsinki At Noon」を作曲したピアニストのHeikki Sarmantoはかなりブルーノート作品を聴いて研究していたのではと思います。

正直、約60年前の録音でありながらこれだけの高音質というのに驚き。

フィンランドはクラシックも盛んな国で録音技術も進んでいたのかも知れません。

レコードでは復刻盤でも現在1万円以上する感じです。

Apple Musicでは試聴、購入が出来ます。

このようにヨーロッパでも1960年代には各国で素晴らしいジャズ作品が生まれています。

個人的にはアメリカのジャズより好きな作品が多いです。

また他の作品も紹介していきますね!

それでは、また!
リビングに音楽を!
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2024年09月29日

サトゥーのレコード盤歳!#023【ジャズ・クインテット編】

どうも、サトゥーです!

あっという間に前回投稿から1カ月経ってしまいました。

そしてもう12月にはハナハウスの忘年会が……早い。笑
先ほど、各職人さんや各業者さんに忘年会の案内を送らせていただきました。

職人さんも「もう1年経つんですね…笑」と返答が。
時が経つのは早いですね〜。

そんな中、生駒市で新たな現場が基礎着工を迎えました。

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敷地の裏は、木々が茂っており借景がいい感じになりそうで楽しみです。

これから配筋検査やアンカーチェック、そして棟上げと続きますので現場に行く機会が多くなってきます。

さて、本日もお送りします!

■サトゥーのレコード盤歳!#023【ジャズ・クインテット編】

TOMMY KOVERHULTS KVINTETT 「Jazz i Sverige '83」(1983)

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スウェーデン出身のサックス奏者で「トミー・コヴァーハルト」(読みが合っているのか笑)のクインテット編成の1983年録音盤。
※KVINTETTはスウェーデン語でQUINTETの意味のようです。

ほとんどの方が知らないジャズ・アーティストだと思います。

このアルバムがTHE DIAMOND FIVEと同様でさらにヨーロッパ・ジャズを聴きたいと思わせてくれたアルバムです。

日本のレコードショップでも店頭では並ぶことはなく、ヨーロッパ・ジャズに力を入れているレコード・ショップ(ネット)でしか取り扱っておらず見かけることも少ないです。

たまたま私は定期的に見ていたレコード・ショップのオンラインサイトで手に入れることができました。

しかし、なぜか今ではApple Musicで検索するとヒットし聴けます笑
レコードも廃盤でCDも出ていないはずなんですが…。

先日紹介させていただいたTHE DIAMOND FIVEもそうなんですが、

「ジャケが良い=音がいい」

これは自論なんですが。

アーティストはジャケを決める時にデザイナーに任せる方もおられると思うのですが、アーティスト自身である程度のデザインや色合いなどの注文を出される方もおられると思います。

彼がこのアルバムジャケに関わっていたのかの情報はないので分からないですが…。

ジャケを決めるセンスが良ければ音も良い。
逆を言えば音のセンスの良いアーティストは、ジャケのセンスも良いと。

さらに収録曲がオリジナル曲になると尚更です。

ジャズでは、スタンダード曲が多くオリジナルが入っていても数曲というのが多いです。
しかしこのアルバムは全曲がTOMMY KOVERHULTSのオリジナル曲。

全曲いいのですが、特にM3「Our Friendship」が白眉。

何と言っても曲のメロディが美しい。

曲頭からすでにTOMMY KOVERHULTSのテナー・サックスとGUNNAR BERGSTENのバリトン・サックスのアンサンブルが秀逸。

2人とも怒涛のサックス・ブロウとスウィング感が堪りません。

そしてBOBO STENSONのピアノは、ピアノの音質、フレーズ、アタック感、ともに素晴らしくソロも今まで聴いてきたジャズ・ピアノソロの中で個人的にトップ。

ドラム、ベースのリズム隊もレベル高い演奏。

ドライブ感の強いハードバップ曲からバラード曲までアルバムの曲のバランスも良く、さらにTOMMY KOVERHULTSはテナー・サックスだけではなくソプラノ・サックス、アルト・フルートまで演奏しています。

リーダーが楽器を変えることで曲ごとに色も変わり素晴らしいアルバムです。


個人的にはヨーロッパ・ジャズの名盤です。


クインテットものは挙げるときりがない程あるのですがまた紹介していきます。

それでは、また!
リビングに音楽を!
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2024年09月21日

もうすぐ着工



こんにちは
たむちゃんです


かなりお久しぶりのブログになってしまいました・・・


最近は、これから着工する物件に向けて詳細図を描いたり
これから進んでいくお客さんのパースを描いたりしています。


今担当させていただいているお客さんは
どのお家もテイストが全然違うので、毎回楽しく打合せしています


着工間近のY様邸は、とてもセンス溢れるご夫婦で
見学会にも沢山参加していただき、お家のイメージを少しずつ固めていきました。



インテリアのテイストとしては、南仏がテーマですが
よくある可愛らしいイメージの南仏とは違い、どちらかというとシャビー感が強め
でもやりすぎず今っぽさも少しある雰囲気を目指したお家でして

丁度良い塩梅が難しいですが、考えている時間も、それを答え合わせする時間もどれもとても楽しかったです



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かなり早い段階から買い始めている(笑)家具がきっと似合うお家になるので
今からとてもわくわくしています


来週、遂に着工するので
工事が滞りなく進められるよう、図面仕上ていくぞ〜〜


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インスタもよろしくお願いします

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2024年08月27日

サトゥーのレコード盤歳!#022【Oasis 再結成編!】

どうも、サトゥーです!

先日とんでもないビッグニュースが飛び込んできました…。

何とあの伝説的ロックバンド「オアシス」の再結成が発表されました!!!

知っている方も多いバンドですが、知らない方の為に。

1991年に結成されたバンドで、イギリスのマンチェスター出身。
メイン・ソングライターの兄ノエル・ギャラガーとボーカルの弟リアム・ギャラガーのギャラガー兄弟を中心に結成されたロック・バンド。
全世界でのトータルセールスは7,000万枚以上を記録しているビッグバンドです。

1994年に出したアルバム「Definitely Maybe」でデビューし、2009年の解散までにオリジナルアルバム8枚をリリースし全世界で聴かれています。

とにかく、ギャラガー兄弟の仲が悪くケンカが絶えず、2009年に兄ノエルが脱退を表明し解散していました。
今までも再結成はあり得るのか、あり得ないのかがずーっと音楽業界で語られていました…。

そんな中、先日オアシス公式、兄ノエル、弟リアムの公式SNSでこんな画像が!

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そして、8/26の日本時間にすると16時に再結成が発表されました!!

今回はそのオアシスの1stアルバムを紹介します!
発売から30周年が経つ今、8/31に「Definitely Maybe 30周年記念盤]」も発売される模様。

来年にはイギリスとアイルランドでライブツアーを行うようです。

■サトゥーのレコード盤歳!#022【Oasis 再結成編!】

Oasis「Definitely Maybe」(1994)

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オアシスとの出会いは、高校2年生になった時。

洋楽としては、ビートルズやサイモン&ガーファンクル、エリック・クラプトンは好んで聴いていましたが、それほど幅広くのめり込んで聴いてはいませんでした。
高校1年生からギターを始めていたため、日本のロックバンドで当時インディーズから徐々に人気が出てきていたザ・ミッシェルガン・エレファントをかなり聴きこみギターを練習していました。

同じクラスの木下くんと音楽の話になり、ザ・ミッシェルガン・エレファントを聴いてギターを練習していることを伝えたところ、彼とかなり意気投合し、洋楽はあまり知らないことを伝えると、彼にがっつりとそこから洋楽を教えてもらうことになりのめり込んでいきました。

木下くんとはよく学校帰りに心斎橋のタワーレコードやタイムボムレコードに行って音楽を漁っていたところ、そこで教えてくれて買ったのがオアシスの1stアルバム「Definitely Maybe」でした。
帰宅の電車の中で、当時ポータブルCDプレーヤーで聴いた1曲目「Rock 'n' Roll Star」のイントロのギターで一発でやられました。

この木下くんは高校生ながら相当の音楽オタクで私にかなりの音楽を教えてくれた師匠なんです。
文化祭では彼とバンドを組んでライブをやったのも思い出深いです。
彼に教えてもらったレコードはたくさんあり今でも聴いているものも多くあるので、また他の時にも紹介しようかと思います。

このオアシスの1stアルバムは今でもロック史に語り継がれる名盤です。

何と言ってもギャラガー兄弟が作り出すロック・サウンドが魅力。
兄ノエルの秀逸なソングライティングとギターリフ、弟リアムの少ししゃがみ手を後ろに組んで歌うスタイルと独特な歌声。
今ではメンバーは変わっていますが、当時のメンバーの上手すぎない演奏も結構好きです。

どの曲も名曲です。
個人的に「Rock 'n' Roll Star」「Live Foever」「Supersonic」は特によく聴いていました。

ここからミニアルバム「Whatever」や2ndアルバム「(What's The Story)Moning Glory?」、
そして高校生の夏に発売された3rdアルバム「Be Here Now」も思い出深いです。

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「Whatever」

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「(What's The Story)Moning Glory?」

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「Be Here Now」

毎日、登下校の際にポータブルCDプレーヤーでこの3枚を変えては聴いていました。
今でもオアシスを聴くと高校時代が蘇ってくるかのようです。

一生懸命ギターも練習したので、余計に今でも思い入れが強いバンドです。

ちなみに解散後、それぞれソロやバンドで活動していたのですが、特に一昨年発売されたリアムのアルバムは良かったです。

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オアシスは、来年に海外でのライブツアーが行われる予定ですが、残念ながら今の所日本は決定していないようです。
まずは彼らのニューアルバムが出ることを祈って…。
またオアシスを聴く機会が増えそうです。

それでは、また!
リビングに音楽を!
posted by ハナハウススタッフ at 18:03| Comment(0) | TrackBack(0) | ときどき男子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年08月04日

サトゥーのレコード盤歳!#021

どうも、サトゥーです!

この連日猛暑でさらに夜のビールが増えてきてしまっております。

さて、この猛暑の中、工事には様々な業種の職人さんが関わっていただいております。
空調服を着ても現場はかなり暑いので汗をかきながら……。

この暑い中本当に感謝です。
いつもありがとうございます!
熱中症には気を付けて施工よろしくお願いします!

本日は、夏になると毎年必ず聴いているアルバムをご紹介!

■サトゥーのレコード盤歳!#021

DONAVON FRANKENREITER 「Donavon Frankenreiter」(2004)

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発売されたのが2004年なのでもう20年も聴いているアルバムです。

ドノヴァン・フランケンレイター。
アメリカ、カリフォルニア出身のシンガーソングライター、フリーサーファー、現在51歳。

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『サトゥーのレコード盤歳!#006』で紹介したジャック・ジョンソンの主宰するブラッシュファイアー・レコーズから2004年にこのアルバムでデビュー。

ジャック・ジョンソンとも交流が深く、2曲目「Free」ではデュエットもしています。

全体的なサウンドとしては、彼自身がサーファーで波乗りをしているので、アコースティックなゆる〜い雰囲気で海や夏にぴったりなサウンドです!

「自分を感動させるものは全て音楽に反映させるようにしている。特にサーフィンからのインスピレーションは俺の音楽にとって計り知れないものがあるんだ」

と彼は言います。

そして何と言っても彼の甘〜い歌声が素晴らしい。
ジャック・ジョンソンにも言えるのですが、一聴してすぐに本人だと分かる歌声。
おそらく違う曲をカバーしてもすぐに分かる気がします。

ジミヘンドリックス、スティーヴィー・レイヴォン、ボブ・マーリー、そしてブルースにも影響を受けてきたようです。
全曲でアコースティック・ギターを弾いているのですが、独特なリズムとフレーズがまた心地いい。

夏のドライブやキャンプの時にも雰囲気ぴったりのアルバムです

2024年9月には9年ぶりのニュー・アルバムも出るようなので楽しみです。

それでは、また!
リビングに音楽を!
posted by ハナハウススタッフ at 18:04| Comment(0) | TrackBack(0) | ときどき男子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年08月03日

夏休みのお知らせ🌞

皆さまこんにちは。

本当に暑すぎる毎日ですが…
みなさまご体調崩されてませんでしょうか🥵

熱中症にはお気をつけくださいね!



さて、誠に勝手ながら
ハナハウスでは下記日程を夏季休業とさせていただきます。

2024.8.12(月) 〜 2024.8.17(土)


8/12(月) 18時以降のお問い合わせにつきましては
8/18(日) 以降のご対応となりますのでご了承ください

ご迷惑をおかけいたしますが、
何卒よろしくお願いいたします。



みなさんはこの夏どこかに行かれるのでしょうか

わたしは関東の方にお出かけする予定です☺️



猛暑が続く毎日ですが、
みなさま良い夏をお過ごしください




すぎちゃんでした。
posted by ハナハウススタッフ at 17:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 建築 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年07月23日

サトゥーのレコード盤歳!#020

どうも、サトゥーです!
またまたご無沙汰しております。

猛暑日が続きますが皆さまいかがお過ごしでしょうか?
私は毎年恒例ですが日焼けしてきております。

ここ2カ月近くは基礎着工、棟上げなど続き猛暑でさらに真っ黒に…。
皆さま熱中症には気を付けましょう!

さて、先日、イヤホンの片耳が断線で聴こえなくなったため、新しく買い替えを考えヨドバシカメラに行きました。
以前使っていたイヤホンがAppleの有線イヤホンで断線を3回繰り返して買いなおしているため、いっそのことワイヤレスヘッドホンにしようと。

色んなメーカーのワイヤレスヘッドホンの試聴を繰り返していた所…あ、暑い笑
これからの季節を考えると暑すぎるので断念。

ワイヤレスイヤホンも聴きましたが、いい音のするものもいくつかあるのですがクリアさに欠けているというかどこかしっくり来ない…。
ネットで色々調べていた所、ワイヤレスになると音が劣化してしまうのが否めないよう。
やはり有線イヤホンの方が音を劣化させずにいい音で聴けるんです。

さらに調べていた所、日本橋に「e☆イヤホン」というイヤホン&ヘッドホン専門店があるとのこと!

これは!と思い早速「e☆イヤホン」に行ってきました。
さすがの専門店の品揃え!
店内に置いてある商品は全て試聴可能!

店名:e☆イヤホン 大阪日本橋本店
住所:大阪市浪速区日本橋5-9-19
WEB HP:https://www.e-earphone.jp/

やはり音質重視なので有線イヤホンを買うことに決めました。
色んなイヤホンを試聴させてもらい「final (ファイナル)」という日本の神奈川県川崎市にあるオーディオ機器ブランドのイヤホンにしました。
音がクリアで全体のバランスが良くかなりしっくり来ました。

今まであまり考えずにAppleのワイヤレスイヤホン、有線イヤホンと使ってきていました。
しかしfinalのイヤホンを使ってから気付いたのですが、もっといい音で音楽を聴ける世界があるんだと。

筐体の材質の違いや内蔵されているドライバーの種類、ケーブルの編み方や素材の違いなどで音が変わるようです。

しかもイヤホン本体とケーブルが着脱式になっていて、万が一ケーブルが断線してもケーブルだけ交換すればまた使えるんです。

リケーブルといって他のケーブルを組み合わせて使うことでまた違った音に!

調べれば調べるほど「イヤホン沼」にハマってしまいます。

こんなに音楽を聴いてきていたのに今までこのイヤホンの世界を知らなかったことが悔しい!
他にもいろんなブランドのイヤホンがありこれからじっくり集めていこうかと企んでおります。

さて、そんな中買い替えたイヤホンで最近かなりリピートして聴いているアルバムを紹介します!

■サトゥーのレコード盤歳!#020

ROBERT GLASPER「Let Go」(2024)

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ここ最近古めのジャズばかり紹介していたので新しめのものを。

ロバート・グラスパーは1978年生まれアメリカテキサス州出身のピアニスト、作編曲家。

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こんなに強面やのにめっちゃ優しい音作るやん。

母親の影響で、一家が住む教会でピアノを弾き、ゴスペルやジャズ、ブルースといった音楽に触れていた中で、青年期には様々な有名アーティストとコラボし、ロイ・ハーグローブとの交流もあり2003年にデビュー。

ジャズ界の新生として、特に2012年に発表された「ブラック・レディオ」は史上初めて4つのジャンルのチャートで(ヒップホップR&B、アーバン・コンテンポラリー、ジャズ、コンテンポラリー・ジャズ)同時にトップ10入りした史上初のアルバムとして話題になりました。

ジャズとヒップホップ、R&Bを繋ぐ架け橋となるアーティストで、マイルス・デイヴィスやハービー・ハンコックの先陣たちが開いてきた道をさらに広げたアーティストとして名を馳せています。

そんな彼が2024年6月にリリースした新作でApple Musicのみでのリリースで他の媒体のリリースは今の所ないようです。

「Meditation=瞑想」

この言葉がぴったりくるサウンドです。

元々、ロバート・グラスパーが身近な人やリスナーからヨガをするときや瞑想するときに自分の音楽を聴いているというのを耳にしていたようです。

今までのジャズ&ヒップホップの要素はなく、鳥のさえずりや雨の音など自然音を取り入れ、アンビエント音楽とジャズを融合させたとてもゆったりとした音になっています。

聴き始めてから最後までがすーっと流れていくようなアルバム。
心地よくて思わず寝てしまいます。


新しいイヤホンもヴォーカル、ピアノ、ベースやドラム、シンセサイザーの音がクリアかつ生々しく聴こえてとても心地いいです。
久々に自分にしっくりと来たアルバムで、心を鎮めてくれるこれからの愛聴盤になりそうです。

それではまた!
リビングに音楽を!
posted by ハナハウススタッフ at 17:52| Comment(0) | TrackBack(0) | ときどき男子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする